こんにちは😊
前回に引き続き、今回もグランドカバーに使える多年草、
イベリス・センペルヴィレンスを紹介したいと思います💪
前回はスーパーアリッサムを紹介させていただきましたが、
イベリスもすごぉーく丈夫で、かれこれ庭で5,6年、(いや、もっと??)たちますが庭植え、鉢植え共に、今もすこぶる元気に育っています✍️(◔◡◔)
同じアブラナ科の植物で、すこしアリッサムと似ていますが、アリッサムは花期がとても長く、一方イベリスは私の庭では春に小さい白い花を株一面に一斉に咲かせ満開になり、その後は時々返り咲くって感じです。
👆の写真はアリッサム(一年草のアリッサムです)との寄せ植えです。
アリッサムは冬中ずっと咲いています。
葉は、春先になると黄緑色の新芽がでてきて、夏ごろから濃い緑色になってきます。
冬場は寂しくなりがちな庭ですが、葉だけのイベリスもとても美しいのでオールシーズン鑑賞価値があります👀
私の庭では、アリッサムに比べてイベリスの方が病害虫の被害が少ない感じです。
ん~~、どちらも捨てがたいお花です(笑)
3月に入って黄緑色の新芽と共に、花芽もあがってきました。
右側の写真は、日当たりがさほど良くない花壇に植えているので、花芽はまだ少ないです。
4月19日、日陰花壇のイベリスです。↓ ↓ ↓ 目の覚めるような白色で、その場が明るくなり、小さい花がまとまって咲くので見ごたえ十分です😆
5月28日の様子↓ ↓ ↓花が終わって、種を付け始めています。
毎年、花壇で大活躍している、宿根草で丈夫なイベリス・センペルヴィレンス。
とっても手がかからない、お利口さんなので、ぜひ紹介をさせてください😊
イベリス・センペルヴィレンスとは
春(4月~6月)に株一面に、可憐な小さい花を咲かせるアブラナ科の植物です。
一年草と多年草がありますが、今回紹介させていただくのは、丈の低いグランドカバー等に使える多年草のイベリス・センペルヴィレンスです。
私の花壇のイベリスは5,6年は同じ場所で育ってくれているので、一度植えると年々横に広がっていき、日当たりさえ、そこそこよければ、何年も楽しむことができます。
一つ一つの花はすごく小さいのですが、株一面にまとまって咲くので、花の時期は見ごたえ十分です。
育て方
3月~4月頃に苗がホームセンター等に出回ります。
種から育てる方法もありますが、沢山の苗が必要な場合以外は、しっかりと根付いた苗を購入した方が失敗なく安心して育てることができます。
置き場所
風通し、日当たりの良い場所で育ててください。
ただし夏場は、直射日光や西日が当たらない場所を選んでください。
一日の半分以上、日陰になってしまう場所に植えてしまうと、花付きが悪くなるだけでなく、間延びしたヒョロヒョロの株になってしまい、病害虫の被害も受けやすくなります。
用土
市販の草花培養土で十分育てることができます。
庭植えされる場合は、植える場所を耕しておき、腐葉土と元肥として緩効性肥料(私はマグァンプです)をすき込んで植え付けてください。
イベリスは、日本の夏場のジメジメした高温多湿が苦手です。
庭植えにする時、植える場所が水はけの悪い土の場合、赤玉土や軽石などを事前にすき込んでおくとよいです。
日常の管理
寒さには比較的強いですが、夏場の暑さ、高温多湿にはあまり強くありませんので、できるだけ水はけのよい土に植えてください。
梅雨時期に株が密集していたら、蒸れて病気になる心配がありますので、剪定をしてください。
花が咲き始めたら、咲き終わった花がらを最初に花が咲いたところから摘み取っていくと、株の美しさを保つことができます。
水やり
鉢植えの場合は、普段は土が乾けば鉢底から水が流れるくらいまで、たっぷりと水やりをしてください。
ただし、梅雨時期から夏にかけては高温多湿になりますので、乾かし気味にして、株が蒸れたりしないように注意してください。
地植えの場合は、頻繁に水やりをしなくても、雨水だけで大丈夫です。
私の場合は、夏のカンカン照りが長く続いた場合のみ、水やりをしています。
肥料
それほど肥料は必要としませんが、4月と9月に緩効性肥料を少しあげてください。
あまり肥料を多く与えると窒素過多になり、害虫が発生したり、葉ばかり茂って、花数が少なくなってしまします。
病害虫
日当たり、風通しの良い場所で育てていると、それほど病害虫の心配はありませんが、私の庭では暖かくなってくるとアブラムシがつくことがありますので、時々オルトランを株元にまいています。
もし病害虫が発生しても、即効性のあるスプレー式の殺虫殺菌剤等がありますので、病害虫管理もしやすいです。
植え付け・植え替え
イベリスは直根性(根っこを崩しすぎたり、ほぐしたりすると、用土に馴染まず、最悪枯れてしまう)なので、植え付けをする時は、鉢植え、庭植え共に根っこをいじらないように植え付けをしましょう。
鉢植えの場合、根詰まりしている時は根鉢を崩さず一回り大きな鉢に植え替えをしてください。
土が水やりしてもすぐに乾く場合や、鉢(根っこ)に対して葉っぱが大きくなり過ぎている場合は植え替えが必要です。
地植えの場合、イベリスは移植を嫌うため、地植えする場合は植える場所をよく考えてから植えてください。
切り戻し
花が咲き終わった後や、株が徒長したり、乱れてきた時、半分くらいに切り戻してください。
夏前にも切り戻しをすると、高温多湿の時期の蒸れを防ぐことができます。
葉のないところまで深く切り戻しをすると、最悪枯れこんでしまう場合がありますので葉を必ず残して切り戻しをしてください。
下の写真は、切り戻しをしていない株です。
植えている場所があまり日当たりが良くなく、すごく間延びしてしまっていたのですが、切り戻しをせずに放置してしまった、かわいそうな株です💦
真ん中がスッカスカ(笑)です。
ごめんよぉ~😓
花芽がつくか心配していましたが、暖かくなってきたらなんとか花芽を付けてくれました。
増やし方
株分けか、挿し木で増やすことができます。
株分けは、大きくなり過ぎた株を、葉と根っこをつけたまま切り分け、他の場所に移植することです。
適期は4月か10月頃が良いかと思います。
挿し芽は、切り戻しをした時にできる枝を使うことができます。
葉を5、6枚つけて下の方の葉は取り除き、挿し穂にします。
市販の挿し木用の土を使います。
用土は赤玉土、鹿沼土の小粒でも代用することができます。
土は十分湿らせてから、挿し穂を挿します。
発根するまでは、明るい日陰で、土を乾燥させないように水の管理をしましょう。
☆発根するまでは挿し穂を、絶対にさわらない!動かさない!⇦これ、結構大事です。
イベリスには、草丈が高く、花が大きいもの、花色もピンクや藤色などがあったり、良い香りのする品種であったり、一年草、多年草など、たくさんの種類があります。
今回ご紹介させていただきました種類は、白い花がこんもりと咲き、年々横広がりに育ってくれる多年草のイベリス・センペルヴィレンス(トキワナズナ)という品種です。
すごぉ~く丈夫で、お手入れもさほど必要としないので、年間通して放置気味で育てています😓
そんなイベリスでも、春になるとちゃんと株一面に花を咲かせてくれる、とてもお利口さんで、かわいい花です╰(*°▽°*)╯
イベリスに、いつもありがとう💕の意味をこめて、今日はここに紹介させていただきました。
みなさんも一度イベリス・センペルヴィレンスを育ててみてください。
きっとお庭の名脇役❗
いやいやそれは失礼❗
春の花壇の主役にもなれるイベリスです(≧∇≦)ノ
一家に一株いかがでしょうか?
今日も見てくださり、ありがとうございました😊
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